一般に企業内診断士とは、中小企業診断士の資格を持ちつつも、自身は他の(コンサルではない)企業に勤める人のことを指します。
企業勤めということで当然本業があるので、資格は取ったものの診断士として活動できない、といった話も聞きます。しかし、自分自身の新たな軸として、今回あえて企業内診断士を目指そうと思ったのは、自分の置かれた環境、スキル、将来像などと照らし合わせたときに、次のような理由で最適だと思えたからです。
1.今の会社に軸足を置きつつ、世界を広げられそう
現在、私は30代半ばの会社員で、勤務歴は新卒から12年ほど。少し前に結婚し、子供も産まれました。そうした中で新たな領域に挑むとしても、やはり今の収入の柱を失うのは避けたく、企業内診断士であれば、本業と並行してできるのではないかと考えました。
2.親和性のある経験・知識をある程度持っている
「これ一本で食っていける!」 というようなスキルは正直無いですが、これまで、マーケティング、組織開発など、比較的幅広い業務を経験してきています(悪く言うと部署たらい回し)。
また、学生時代の専攻は経営学、他にも会計系の資格をいくつか持っており、クライアントの経営に携わる中小企業診断士は相性が良さそうに見えます。
3.診断士としての経験が、本業にも活きる
自分が将来やってみたいことの1つに、会社経営があります。また、会社の中でも企画を立てる際に、「もっと経営者目線に立って!」というお小言をよく上司から頂きます。
でも、今の会社もそれなりに大きな会社なので、経営者と直接触れる機会などなかなかありません。そんな中、副業という限られた時間の中でも、中小企業診断士の仕事に携わることができるなら、経営者との対話、経営に対する理解促進に繋がるのではないかと思いました。
4.社会に貢献していることを実感できそう
日本の社会を支える存在である中小企業を微力ながら支援することは、社会的にとても価値があり、それをお客様の近くで実感することもできるのではないかと思いました。
・・・と、長くなってしまいましたが、思い立ったら吉日とばかり、中小企業診断士資格の取得に向け、勉強を開始することにしました。初心を忘れずにがんばるぞー!
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