専門分野をどう考えるか

城西支部に入会してからひと月ほどが経ち、その間、色々な研究会やイベントに顔を出してきました。

診断士の仕事の在り方、あるいは特定の研究テーマについて理解を深められる機会が多く得られましたが、今のところ初仕事に直接つながる情報は得られず。時々、フルタイムの求人や、事務的なお仕事の案内が入ったりもしますが、前者は副業前提なので当然応募はできず、後者は申し込んでみたものの定員オーバーだったりして、仕事には繋がりませんでした。

まぁ、実務補修が終わるのは私の場合8月末の予定ですし、まだ正確には診断士とは名乗れないので、そんなに焦ることもないのですが、若干の不安は残ります。

一方で、色々なイベントに参加しているおかげで、知り合いの数は少しずつ増えてきました。そんな中、よく聞かれるのはあなたの専門は何ですか?という質問。

職務経歴の観点でそのまま答えると、私の場合、色々なジャンルの仕事をかなり幅広くやってきているので、どうしてもピントのぼけた回答になってしまいます。また、今従事している経営戦略部の仕事も、専門と言えなくはないものの、どうしても具体的な答えにはなりにくい。

そこで思いついたのが、将来のコンサルティング活動を見据えて、特定の課題を解決するメニューを作ってしまおうということ。着眼点・具体的な計画など、検討すべき項目を予めまとめておいて、それを必要に応じて磨き上げていく、というものです。

例えば、”製造業の新規事業立案”といったメニューであれば、製造業で幅広い業務に携わった経験を活かして、今の私でも準備ができそうです。精一杯練り上げても、改良前提のプロトタイプ的なものにはなるでしょうが、それをもとに、日々の情報や書籍の内容なども活用して、肉付けしていくことができるでしょう。

得意なものが専門分野、ということで、要はその”得意”になりうる分野のコンサルティングメニューを作っておいて、具体的に何が得意かを明確にしておこうということです。こうしたものを2つ3つ用意しておき、それをやがては専門分野として売り込んでいく。そんな準備を試しにしてみようと思います。

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