<まとめ>2次筆記試験 解答作成プロセス

8月から試行錯誤を重ねてきた、私なりの解答作成プロセスを残しておきます。事例4はほぼ計算問題なので、主に事例1~3が対象です。

<用意するもの>
・シャーペン、消しゴム
・6色の蛍光ペンセット(+たまに足りない時があるのでもう1色)
 ※フリクションペンで、かつ順番が覚えやすいものが理想です。

<事例1~3共通>
①事例企業の業種を確認する

②設問を読む

③設問の番号を、各設問ごとに異なる色の蛍光ペンでマークする

④問題文を読み、各設問に対応しそうな箇所に、③でマークした色に合わせてアンダーラインを引いていく。また、強み、ターゲット、余剰資源、経営者の意図、顧客ニーズ、課題・問題などの記載は、分類されない場合でも余った色でマークしておく

※私の場合は、赤→橙→黄→緑→青→紫という、たまたま覚えていた虹色の構成色の順番に沿ったセットがあったのでこれを使いました。1つ目の設問は赤、4つ目の設問は緑、という感じでマークしました

⑤再び設問を読み、各設問ごとに、解答のイメージ(論旨・記載内容・設問間の整合性)を固める

⑥⑤で足りない要素がありそうな場合(例:字数の割に内容が薄い場合)や、追加できそうな要素がある場合(例:問題文の表現を用いることで因果関係を深く書けそうな場合)は、問題文から補充する

~ここまでを35分ぐらいに収めることが理想~

⑦7~10分/問をめどに、解答用紙に記入する。字数の調整の時間を極力削るために、冒頭から字数が極力少なくて済むような表現を心掛ける

<ポイント>
問題文から解答イメージを作った後、逆にそこから問題文を顧みる⑥でしょうか。これをやると、解答の論理構成を整えることができます。

また、⑦ですが、「字数制限を少しオーバーしたが、最初から書き直すには時間が足りない」というときに、最後の方の文章の表現を修正して
なんとか収めようとすることがよくあると思います。

もちろん解答上は必要な措置なのですが、時間をロスする上に、内容そのものの充実化には繋がらないので、極力これを減らせるように冗長な表現は最初から避けるようにしていました。

予備校に通われている方はその予備校のメソッドがあると思いますし、書籍・雑誌やネットにも方法論は溢れています。良いところを吸収しながら、制限時間内にベストな解答を作り出すための自分なりの方法を、再現可能な形で磨き上げていくのが試験対策の本質だと思いました。

ちなみに私は、TACでの講義に加え、月刊 企業診断(同友館)という雑誌の2019年8月号に掲載されていた、つだ まどか先生のメソッド(同じくTACメソッドではありますが)も参考にさせて頂きながら、試行錯誤を重ねました(余談ですが、この「企業診断」は受験生向けの記事も多く、結構参考になります)。

もし落ちていたら、その磨き上げ方が甘かったということで…


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