徐々に活動再開。2月の実務補修を思い出してみる

2月頃から本業が忙しくなり、過去の記事にもそんなことを書いていました。その後も全く収束の気配がなく、新型コロナ危機対応でさらに忙しくなった上に、転居が重なったりして、ずいぶん長いこと自転車操業を強いられましたが、GWになってようやくひと段落。12日から次の実務補修の受付が始まることですし、ひっそりと診断士活動やブログも再開していきます。

ということで、今日までの中小企業診断士関連の活動を、何回かに分けて記録したいと思います。まずは、だいぶ時間が経ってしまいましたが、2月の実務補修の顛末から。

振り返ってみると、クライアントへのプレゼンは、実は私個人にとっては少し苦い記憶となりました。実務補修期間を通じて、私たちのチームは、売上・利益アップのための戦略像や具体策を全員で必死にまとめあげ、提案書もしっかりしたものができたと思います。

しかし、当日提案を聞いた社長から、「できればこれ以上売上増やしたくないんだよね…」の一言。元々はさらなる売上拡大も視野に入れているというお話だったのですが、どうもその言葉に表れない部分をうまく汲み取ることができていなかったようです。

具体策の提案については、好意的に受け入れられたものも多かったのですが、私の担当する財務については、この前提の部分が違ってしまったことで、提案があまり意味をなさなくなってしまいました。社長の目指す方向を正しく理解し、それに合わせた提案をするというのは助言を行う上での基本ですが、実践はそれほど容易いものではないということを痛感させられた次第です・・・ まだ実習で良かったと前向きに捉えつつ、これからの活動においても、このことは肝に銘じていきます。

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